ボルボ整備ブログ

2023.10.12更新

さて今回はボルボ850T5-Rの修理です。
言わずと知れた1995年にレースに出るレギュレーションのために創られたグレード!

この車はここ数年当社でみているのですが超低走行の極上車、以前からしっかり手が入っている車。


高速など一時間ほど走行していると症状が現れ出しアクセルを踏んでも加速しない、失速する。
アクセルをゆっくり踏んで行くとなんとか走行できるという症状です。


試運転→アイドリングと繰り返していると症状が出ます。
低速時でも加速中に失火しているか燃料が足りないみたいな感じでアクセルONのままでガクンと失速しますが、すぐに復帰してエンストはしないという状態。
ターボはキレイな過吸音で回っていて加速も通常時は問題なしと。
これはなかなか難しい…。


故障コードは一つだけ、A2 414 ブーストプレッシャー高い。
あんまり入らない故障コードなのでうーんと思いながらひとまずぶブーストコントロールバルブをテスト用に替えてみますが症状変わらず。
さて次はと、ターボ周りを入念に診て行きますがターボはキレイに回って加速もアクセル開けるとガバッとT5-Rならではのすんごい加速するのでこの時点では半信半疑です。点火系も気になりますが去年ひと通り交換しているので…。

スロットル周りを外して入念にチェックしても特になにもない…。
タービン周りもチェックしていきますが、羽の軸にガタは無いし、軽い力でキレイに回るのでタービンは問題なさそう。
そもそもターボがキレイに回っているので違うかなと思いながら、アクチュエーターの動きを念のためチェック。
  あれ?ハンドバキュームで圧を掛けても動かない。もっと圧を掛けて引っ張ってもなにしてもピクリともしません。
これはなにか見つけたか!!ひとまずこいつを外してチェック。
 やっと原因を発見か!!アクチュエーターの遮熱板に隠れているロッドが錆で完全に固着!!
めちゃくちゃ苦労して外したアクチュエーター単体はスムーズで、ウェストゲートバルブも軽い。
あとはさび落としと加工修理で完了。
T5-Rは三菱製のたしかTD04タービン(06?)。ホントはアクチュエーター交換したいところですが。。。

その後、再発無し。故障コード入らずで完了ですかね。

 

原理としては、
アクセルON時にターボのアクチュエーターが動かない→ウエストゲートが開かない→ブースト圧が上がりすぎる→ECUが燃料カット。
こんな仕組みで腑に落ちました。

ターボオーバーホールでなくて良かった良かったと!

松川

850①

850②

 

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